未開封土産

我が家の1階にある2部屋(6畳、約4畳半)は、お婆さん(タローさんの母)が買いためた洋服で床が全く見えないほど埋め尽くされていた。45リットルゴミ袋に洋服を詰め込み、それを積み重ねて天井に届きそうなほどの山を形成していた。

部屋の窓を最後に開けたのはいつのことか？みたいな、どうみても埃にまみれて生活している90歳近いお婆さんは、風邪ひとつひかず、病院通いをするような悪い所もなく、元気に暮らしている。が、やはりいつまでもこのままと言う訳にもいかないよなと言う事で、タローさんの妹(タロミさん)が説得して、遂に洋服の山を片付ける事にした。まーー、語るのも嫌になるくらい大変だったので、詳細は省略するけど、なんだかんだで約１トンもの洋服を処分した。

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そんな中で、どこかへ旅行をしてお土産として買って来たんだろうなと思われるものをいくつか拾った。地方のお土産屋さんでよく見かけるよなーと言うものたち。

手作り風ふくろうポシェット。この手のパッチワークっぽい小物はお土産屋さんの定番な気がする。玄関にかけて飾ってみた。

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木彫り風の手鏡。よく見かけるよな。

〇〇織の生地で出来た小銭入れ。これも定番な感じ。でもこれは普通に使える。

〇〇染のきんちゃく。こういうのも、お土産屋さんの定番。

おしゃれ風の箸。きちんと箱入りであったが、箱は捨ててしまった。箸としては、すべって使いにくい。

旅のお土産ではないけど、〇越の箱に入ったふくさ。勿論必要な時もあるけど、何枚も必要はない。こういうのって、片付けをすると何枚か出てきがち。

全て未開封であった。

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棚下の奥にひそんでいた、年季の入った蚊取りベープ。懐かしい。

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片付けた洋服の多くは、ハンガーにかけられた状態の服を5セットくらい束にし、三つ折りにしてゴミ袋に入っていたので、まずは全てのハンガーを服からはずす作業からスタートしなければならなかった。そのままだとゴミ袋に穴が開いたり、嵩張るので。そんな訳で、毎回片付けをした日に回収したハンガーの記録をしていた。本当にどうでもいい話。笑

5月6日　約100本。