4月15日、市川でのアルコンへ行く前に、船橋駅周辺を散策、船橋大神宮でお参りした。JR総武線船橋駅から徒歩10分くらいかな。
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意富比神社(おおひじんじゃ)(船橋大神宮)の沿革
景行天皇40年、皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国御平定の折、当地にて平定成就と旱天に苦しんでいた住民のために天照皇大御神を祀り祈願された処、御神徳の顕現がありました。これが当宮の創始であります。平安時代、延長5年(927)に編纂が完成した『延喜式』にも当宮が記載されており、式内社としての歴史を知ることができます。後冷泉天皇の御世、天喜年間(1053〜58)には、源頼義・義家親子が当宮を修造し、近衛天皇の御世、仁平年間(1151〜54)には、船橋六郷の地に御寄付の院宣を賜り、源義朝が之を奉じて当宮を再建し、その文書には「船橋伊勢大神宮」とあります。鎌倉時代、日蓮聖人(1222〜82)は宗旨の興隆発展成就の断食祈願を当宮にて修め、曼荼羅本尊と剣を奉納されました。江戸開府の頃、徳川家康公(1546〜1616)は当宮に社領を寄進、奉行をして本殿・末社等を造営し、以来江戸時代を通して五十石の土地が幕府から寄進され幕末に至りました。
近代に入り、明治天皇陛下(1852〜1912)には習志野・三里塚へ行幸の都度、勅使を以て幣帛料を御奉奠遊ばされました。往時の諸社殿の景観は、江戸時代末期の「江戸名所図会」に窺えますが明治維新の戦火のため焼失しました。その後、明治6年(1873)に本殿が造営されたのを初めとして、大正12年(1923)、昭和38年(1963)、同50年(1975)、60年(1985)に本殿・拝殿・末社・鳥居・玉垣・参道に至るまで随時造営がなされ、県文化財指定の灯明台の修復なども経て、今日に至っております。御祭神は天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)(公式サイト)。
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階段を上がるとずらりと並ぶ境内社や神輿庫。
門。
門の前でお参りをした後、中にも入ってみた。
凛々しい狛犬さん。
樹木に隠れてしまったけど。
拝殿 素敵な雰囲気の庭だ。
境内社 大鳥神社
御祭神は日本武尊で、例年十二月の酉の日、壱之酉、弍之酉が例祭日で、境内は酉の市として賑わい、熊手等を商う露天商が出店して、夜遅くまで近在の人々で活気があり、「船橋のお酉様」として親しまれております。
豊受姫神社(外宮)
御祭神の豊受大神は、伊勢豊受大神宮(外宮)に御祀りされ、天照皇大御神のお食事を司られる神様で、五穀豊穣と衣食住の守り神様です。
天之御桂宮
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常磐神社(摂社)
当宮を奉斎された日本武尊と江戸開府の頃、当宮を崇敬・庇護された徳川家康公、秀忠公を御祀りしております。
とても華やかな空間だ。
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境内はとても広くてどこかでぼんやりしたくなる雰囲気だ。
土俵があったり
違う入口からの眺めが素敵だ。
余程登る人がいるのか、あちこちに「のぼらないこと」と書いてある。
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灯明台。正月三が日は公開されているらしい。
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船橋駅に戻る途中に見かけたお稲荷さん。ブロック塀まで赤く塗られている。
途中、見かけた社号標が凄い迫力だ。
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