スキップしてメイン コンテンツに移動

山陰旅行4/5

八重垣神社を後にして、再びバスに揺られて出雲大社に到着した。


『出雲大社(いずもおおやしろ)は、日本一の縁結びの神様として全国的に有名な大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られています。縁結びは、男女間に限らず人々を取り巻くあらゆる繋がりのご縁を結ぶものとされ、初詣や祭礼の時期には、縁結びや開運のお守り、ご朱印を求める人の行列ができます。御本殿は歴史を感じさせる壮大さと神々しさをたたえ、春には境内のあらゆる場所で桜が咲き、背景の八雲山も新緑に紅葉と四季折々の色合いで、訪れる人々を清々しい気持ちにしてくれます。神楽殿の大注連縄は日本最大級で、全長13.6m、重量5.2tもあり圧倒されます。また、ここでは御祈祷や結婚式などが執り行われます。御本殿は大社造りの代表で、高さが太古には32丈(96.96m)、中古は16丈、近古は8丈という言い伝えがありましたが、2000年に巨大な本殿柱が発掘され伝承の真実味が増しました。内部は心御柱(しんのみはしら)を中心に田の字型に仕切られ、御神座は御本殿と同じ南向きではなく、西向きに御鎮座されています。旧暦10月11日から17日まで、全国の八百万の神々が出雲大社に参集され、人々のご縁を結ぶ会議をされるとの伝承があり、全国からの参拝客でにぎわいます。しまね観光ナビ』

バスを降りて、参道を歩く。



鳥居の手前にある旅館は、竹内まりやさんの実家だそう。出雲大社の近くの旅館が実家だとは聞いた事があったけど、正に、目の前だとは驚きであった。




(以下、説明文は出雲観光ガイドから引用しました)

『勢溜(せいだまり)の大鳥居
大きな石碑とともに立つ高さ8.8m、横幅12mの鋼管製の大鳥居。ここが出雲大社の正門でこの先から参道が始まります。神門通りの入り口にある宇迦橋の大鳥居から出雲大社本殿までは合計4基の鳥居があり、ここは二の鳥居。』


また写真が斜めったf^^;





ちなみに、これは、バスの中から見えた工事中の一の鳥居。


二の鳥居の足元。


参道を歩く。



『祓社(はらえのやしろ)
出雲大社の参道は全国でも珍しい下り参道。参道の右手に心身の穢れを祓い清める四柱の祓戸神(はらいどのかみ)を祀る祠があるので、神前に至る前にここで身を清めます。』


『松の参道
祓橋(はらえのはし)を渡り三の鳥居をくぐると、日本の名松100選に選ばれている見事な松並木が続きます。参道は中央と両側の三つに分けられ、中央は神様の通り道ということで、昔は神職や皇族の方以外は通行できませんでした。現在は松の根の保護のために中央は通行できないので、端を歩きます。』


『御神像
境内の入り口手前、右手には出雲大社の主祭神、大国主大神の「ムスビの御神像」、左手には「御慈愛の御神像」が見えてきます。』



『銅鳥居
四の鳥居は青銅製で、1666(寛文6)年に毛利元就の孫の孫にあたる毛利網広が寄進したもの。(国重要文化財)軽く一礼してくぐりましょう。』

青銅の鳥居と、その向こうに見える三角屋根が重なる拝殿がリンクしていて、素敵だ。



『拝殿
1963年に新築された拝殿は、戦後最大の木造神社建築といわれます。高さは12.9mで、大社造りと切妻造の折衷様式。ご祈祷や奉納行事などもここで行われます。しめ縄が一般の神社とは左右逆なところにも注目。

「参拝は二礼四拍手一礼」
二礼二拍手一礼という参拝が一般的ですが、出雲大社では二礼(二回おじぎ)四拍手(四回手を打つ)、最後にもう一度おじぎをします。境内の全ての社も同様に行ってください。』

真正面からの写真を撮り忘れた。あちこちで、何度も四拍手しているうちに、何回叩いたかわからなくなってくる。


ひたすら、スケールが大きいなー。



自分の部屋にかけている「神々の社」カレンダー、9月はたまたま「出雲大社」だ。プロが撮影すればこんなに美しいのだ。







『八足門
御祭神に最も近づける門で、通常はここから御本殿を参拝します。御本殿と八足門の間には楼門があり、正月五カ日は八足門が開放されて楼門前まで入る事ができます。』


拝殿を違う角度から撮影したり。立派。



『十九社(じゅうくしゃ)/東十九社・西十九社
神在月に出雲大社に集まられた神々のお宿となる社。御本殿の東西にあり、神在祭の期間は扉が開かれています。』


『御本殿(国宝)
大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式。1744年(延享元年)に再建されたもので、平成の大遷宮で大屋根や千木などが新装されました。高さは約24m、厚い桧皮葺きの屋根の棟の上には長さ7.9mの二組の千木が交差しています。御神体は稲佐の浜のある西の方角を向いて鎮座されており、本殿正面からは神様を横から参拝する形になります。』

社殿群と言うみたい。多くの神様がいらっしゃる。



『素鵞社(そがのやしろ)
ヤマタノオロチ退治で有名な素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る社。大国主大神の父神とされ、御本殿後方の一段高いところに祀られています。強いご神気を感じる場所といわれます。』




『素鵞社の背後には、出雲大社を見守る八雲山の岩がせり出しています。八雲山は禁足地であり、一般の人は入ることができない聖域となっています。ここはその聖なる山に触れることができる唯一の場所で、岩に触れると不思議な御力を感じる人もいるそうです(しまね観光ナビ)。』

岩に触れてみた。パワーをいただけたかしら。


『社の床下には木箱が置いてあり、中には出雲大社の1kmほど西にある稲佐の浜(いなさのはま)から持ち運ばれた砂が入っています。素鵞社で清められた御砂は、撒くと土地を清めるご利益があるといわれています。まず稲佐の浜で砂を採ってここに供え、供えた分量の御砂を替わりにいただいて帰りましょう。(しまね観光ナビ)』

砂を少し触れたりして、持ち帰ることはしなかった。


再び社殿群。




『本殿西側の遥拝場
御本殿を囲む玉垣の西側に、ひっそりと本殿西遥拝場があります。御本殿の内部は、中央に心御柱(しんのみはしら)という太柱があり、この心御柱を中心に時計回りに回って御神座に至る、独特な構造になっています。その結果、御本殿内の御神座は実は正面ではなく西を向いているのです。ここは大国主大神の正面に向かってお参りすることができる、また一つの隠れた貴重なスポットなのです。(しまね観光ナビ)』





再び、十九社(じゅうくしゃ)。


再び、拝殿を違う角度から撮影したり。屋根の重なり具合とか、色合いも素敵だ。




『神楽殿
昭和56(1981)年に造営され、祭典、祈願、結婚式などが行われます。大広間は270畳式の広さがあり、神社建築には珍しく正面破風の装飾にステンドグラスが使われています。正面には日本最大級の大注連縄(長さ13.6m、重さ5.2t)があります。』

メディアによく登場する巨大注連縄は、これだな。


真下から見上げたり、



正に、「どうだ!!!」って感じ。



日の丸が開いた所を撮影したかったが、難しい。




『神馬神牛像
銅の鳥居を抜けて左手にある牛馬舎。神馬は地元の人から「かねおまさん」と呼ばれ、撫でれば子宝・安産に恵まれ、神牛は学力向上が期待できると言われます。』



御朱印をいただいた。超シンプル。


記念に買い物。とにかく1000円札をくずしたくて、800円のものを買う。


普通の裁縫用の糸っぽい。


おみくじ。



「鳥居をくぐったら別世界」みたいな空気は感じられなかったな(個人的な感想です)。厳かと言うよりは、全体的にカジュアルな雰囲気で、普通に観光地と言う感じだった。「縁結びの神様」って事もあるのかな。「縁結びの神様」を祀っている神社は、なんとなく女子向けの可愛らしい雰囲気になっているイメージ。でも、神社巡り好きとしては、一度はお参りしてみたい思っていた出雲大社を訪ねる事が出来て、2022年夏の良い思い出になった。


お参りした後、近くのお店でぜんざいを食した。

『~ぜんざいの由来~ぜんざいは、出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因。 出雲地方では旧暦の10月に全国から神々が集まり、「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われていることは有名ですが、そのお祭りの折に振る舞われたのが「神在(じんざい)餅」。その「じんざい」が、出雲弁(ズーズー弁)で訛って「ずんざい」・・・、「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われているのです。「ぜんざい」発祥の地は出雲であるということは、江戸初期の文献、「祇園物語」や「梅村載筆」(林羅山筆:儒学者)、「雲陽誌」にも記されています。神々のふるさと山陰より』


かき氷入り。く~っ、美味しかったー\(^^)/。島根で食べたものの中で一番美味しかったな🥰ただ、疲れていただけかもしれないけど。







スタバに対抗して、鳥取から発祥したらしい「すなば珈琲」があったり。



出雲大社を後にして、このバスツアーの終点、玉造温泉に到着。一日のツアーが終了した。バスガイドさんは、ほとんど休む事なく、一日中、喋りっぱなしであった。よくあれだけネタを集めてくるものだと感心しきり。


玉造温泉街の中心付近でバスから降ろされて、わたくしたち以外の乗客は皆、この温泉地に宿泊するようであったが、わたくしたちは、松江駅に帰りたいので、玉造温泉駅まで約1.5kmを歩いた。他に歩いている人はいない。電車は、1時間に1本。ついでに言うと、路線バスは1日数本かな。車が無いと観光は出来ない感じだ。

この温泉地に宿泊しても良かったかも。何も考えずに、宿泊はとりあえず県庁所在地駅前でいいっか、と決めたもので。



駅のホームに人はいない。と言うより、電車を利用する人は、電車が来る直前にホームへ上がって来るようだ。




無事、松江駅に戻ってきて、夕食は安定の庄屋。「地元の味を楽しめます」的なチェーン店ではないご飯屋さんは、ほとんど日曜定休だったのでね。

大好きなイカのお造りや、


島根牛ステーキ等々、美味しくいただきました🥰



長くてとても濃い一日だった、7月17日が無事終了。たくさんお参りして、パワーをいただいた✨


山陰旅行5/5へ続く

コメント

  1. こんばんは:^)
    島根県、良いなぁ~
    一度は行ってみたいって思ってるんだけど…
    出雲大社、砂時計ミュージアム(どこにあるかはしらない)
    まぁ行けない気がする:-):-)

    神社がけっこうあるんだね〜
    ぜんざいがふつうと違って…ってテレビで見たけど…忘れちゃった(笑)

    お疲れさまでした^_^^_^

    返信削除
  2. こんばんは(^.^)
    島根県、遠いしね、車がないと観光も一苦労だし、ハードル高いよね(・・;)まだまだ行ってみたい所があったけど、なかなかね。。ぜんざいは美味しかった(^.^)

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

良いお年を

2023年大晦日。穏やかな年越しで何より。

箱根神社

2024年10月10日、相模原でのALFEEさんのコンサートに参加した後、海老名のホテルに泊まった。翌日、忘れていたが朝食付きだったので、いわゆるバイキング形式の朝食をいただいた。

未開封土産

我が家の1階にある2部屋(6畳、約4畳半)は、お婆さん(タローさんの母)が買いためた洋服で床が全く見えないほど埋め尽くされていた。45リットルゴミ袋に洋服を詰め込み、それを積み重ねて天井に届きそうなほどの山を形成していた。