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松山3日目1/2

松山の旅3日目。早朝6時半頃から1人で街中を散歩をする。前日に電車の中から、お堀脇にたくさんの鳥居があるのを見かけたので、お参りしようかと。


八股榎お袖大明神(やつまたえのきおそでだいみょうじん)と言うのであった。


八股榎お袖大明神(やつまたえのきおそでだいみょうじん)は、愛媛県松山市にある神仏習合の祠である。この祠の起源は、かつて勝山城(現在の松山城)にすんでいた神通力をもつ狸、お袖が1830年(文政13年)にこの地に生えていた榎の大木に住み着いたのに始まるとされる。祠が置かれていた榎の大木は明治44年(1911年)に松山電気軌道が開通する際に邪魔になるからと切られてしまい、この時に上一万(現在の勝山町2丁目)の常楽寺境内の六角堂に合祀された。この堂には現在も八股榎大明神が祀られている。後に別の榎の下に祠が建てられた。その榎も伊予鉄道が路面電車の複線化を進める際に切られることとなったが、切り倒す作業は難航し、結局昭和9年(1934年)に石井村の喜福寺に移植された。しかし古木のためその後間もなく枯れてしまった。直後に大井村の大井駅で一人の女学生が降車し、それがお袖狸の化身ではないかと噂になり、小西村の山奥の明堂という小さな堂に移り住んだということにされ、一時的にそこへの参詣者が増加した。その後お袖狸は松山城の堀端に帰り、昭和20年代に生えた榎の木に棲み付いたとされ、昭和27〜28年頃に小さな祠が建てられた。その後昭和30年(1955年)に仮殿が造られ、翌年には本殿が造営された。以降信奉する民間人によって祭祀が続けられている(Wikipedia)。

堀端にて、何重にも連なる鳥居が印象的だ。











市中に、この路面電車「伊予鉄道 市内電車」が通っていて、これに乗れば色々なところへ行けるのでとても便利であった。ただ現金支払いのみで、これに乗る為に何度も両替した。


その後、タクシーに乗って椿神社(伊豫豆比古命神社(いよづひこのみことじんじゃ))へ向かう。

椿神社「縁起開運」「商売繁盛」の神として崇められ、「椿神社」「椿さん」の通称で親しまれている伊豫豆比古命神社(いよづひこのみことじんじゃ)。2000年を超える長い歴史を持ち、「愛媛」の県名の由来にもなった愛比売命(えひめのみこと)も祀られている。旧暦の1月7日から3日間、夜を徹してに行われる「椿まつり」は、参道に約800もの露店が並ぶ盛大な春まつりで多くの全国各地から訪れる参拝客で賑わう(松山観光公式サイト)。

往古、神社の周は海で、津(海の意味)の脇の神社「つわき神社」が時が経るにおいて「つばき神社」に変化したという、また、神社の周りに藪椿を主に各椿が自生していることからも、そのように呼ばれるようになった。社伝では、孝霊天皇の御代に鎮座したとされ、昭和37年(1962年)には御鎮座2250年祭が、平成24年(2012年)には御鎮座2300年祭が行われた。延喜式神名帳所載の伊豫豆比古命神社(小社)に比定されるが、名神大社の伊豫神社に当てる説もある。ただし、伊豫神社に比定される有力な論社は伊予郡松前町の伊予神社である。江戸時代には松山藩主・久松氏の篤い崇敬を受けた。現在では縁起開運の神として、崇敬者は全国に広がるという。

御祭神は、伊豫豆比古命(男神・いよずひこのみこと)、伊豫豆比売命(女神・いよずひめのみこと)、伊与主命(男神・いよぬしのみこと)、愛比売命(女神・えひめのみこと)。『先代旧事本紀』の「国造本紀」によれば、伊与主命は初代の久味国造であり、伊豫豆比古命と伊与主命は同一であるとする説と、伊豫豆比古命を祖神、伊与主命をその後継者とする説がある。また、愛媛県の県名は愛比売命から名づけられており、都道府県名で神名を使用しているのは愛媛のみである(Wikipedia)。


立派な楼門。

参道。敷地は広く、早朝の空気の中、お参りできて気持ちが良かった。



拝殿。こちらも立派。セミの声がすさまじくて、耳が痛いほど。




境内社もとても清潔な印象。









早朝だったので、御朱印はいただけず。バスに乗って帰ろうかと歩いていたら、遠くに鳥居が。。


これが最初の鳥居かな。


その後、バスに乗りホテルに戻る。この日、タローさんが決めたスケジュールは、朝9時にホテルを出発。約束の9時にしっかりとホテルの部屋に戻れた。散策、お参りと有意義な朝時間であった。


朝食前に、大福屋さんの行列に並ぶ。オンラインで抽選販売をしているような人気商品だそう。


「霧の森大福」は、口に入れた瞬間抹茶のほろ苦さ、ひとくちかんだあとのこしあんとクリームのほどよい甘さ、これらがマッチした味をどうぞお楽しみください(公式サイト)。

朝から何も食べずに、あちこち散策した後、超空腹だったものでf^^; ほんのり冷たくて甘くて、しみ入る美味しさであった。


松山3日目2/2へ続く・・。


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