映画「MOTHER マザー」を Netflixで見かけて鑑賞した。
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あらすじ:実際に起きた祖父母殺害事件をベースに、社会の底辺で生きる母親と息子を取り巻く過酷な現実を描いた人間ドラマ。男にだらしなく自堕落な生活を送るシングルマザーの秋子(長澤まさみ)は、息子の周平に異常に執着する。秋子以外に頼れる存在がいない周平は、母親に翻弄(ほんろう)されながらもその要求に応えようともがくが、身内からも絶縁された母子は社会から孤立していく。やがて、17歳に成長した周平(奥平大兼)は凄惨(せいさん)な事件を引き起こしてしまう(シネマトゥディ)。
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どこにも救いがない凄まじい作品であった。しかも実話を元にしているとか。
シングルマザー秋子の両親、妹はまともな感じなのに、この人だけ何故こんなにどうしようもない人に育ったのか。優秀な妹と比較された生い立ちで寂しかったのかもしれないが、それだけでここまで酷い人間になるかね。息子には執着するが、ただ執着するだけで愛情があるそぶりもみせないし、奴隷というか単なる所有物みたいな。そして、息子は働ける年齢になって、自分の意見を言えるようになっても、大事な場面で最後の最後で母親に「NO」と言えない。。もどかしかった。
この母親役は、長澤まさみより蒼井優で見たかったかな。
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