映画「平場の月」を観た。以下、簡単な感想メモ、ネタバレあり。
タローさんが舞台挨拶がある上映チケットを入手したと言うので、仕事帰りに日比谷へ行って鑑賞した。
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あらすじ:大人の男女の心の機微を繊細に描き、第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名恋愛小説を、堺雅人主演、井川遥共演で映画化。中学時代の初恋の相手同士が時を経て再会し、ひかれ合っていく姿を描く。
妻と別れ、地元に戻った青砥健将(堺雅人)は、印刷会社に再就職し平穏な毎日を送っていた。そんな青砥が中学生時代に思いを寄せていた須藤葉子(井川遥)は、夫と死別し、現在はパートで生計を立てている。ともに独り身となり、さまざまな人生経験を積んできた2人は意気投合し、中学生以来の空白の時間を静かに埋めていく。再び自然にひかれ合うようになった2人は、やがて互いの未来についても話すようになるのだが……。映画.com
「平場(ひらば)」は、文字通りの意味として「普通の場」「一般の人々がいる場所」を指し、特に朝倉かすみの小説『平場の月』のタイトルにもなっている「特別なものではなく、ごく普通の人々の日常」という比喩的な意味合いで使われます。
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撮影した場所が、埼玉の朝霞、志木、新座だと言うことで、正に特別目立つ事の無い町で本当に普通の人の普通の生活を描いている作品。会話で「着ている服は、ユニクロ。仕事でも普段着でもみんな一緒、全部ユニクロ。」とか、葉子宅で食事中、葉子はマグカップでビールを飲んでいるんだが、多分、コーヒー、お茶、味噌汁等々、全部このマグカップで飲んでいるんだろうな、と。わたくしと同じだよ🍵
最後、葉子は亡くなるのだけど、その事実を青砥は同僚から世間話のついでのように告げられて、呆然頭真っ白みたいになるところが静かなクライマックスかな。薬師丸ひろ子の♪メインテーマが、いい感じに使われいるのが良い。♪愛ってよくわからないけど、傷つく感じが素敵 笑っちゃう 涙の止め方も知らない 20年も生きてきたのにね♪
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上映後に行われた舞台挨拶では、撮影禁止だったので、公式インスタから写真をいただきました。井川さん、顔が小さい、頭が小さい、スタイル良い!やっぱり芸能人て違うんだなーと、感心しきり。
一般客からの質問にも答えるコーナーがあったが、このお客さんたちがまた立派で、マイクを持って大勢の人がいる中で堂々と芸能人に自分の思いを伝え、質問すると言うね、凄いなーとまた感心しきりであった。
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イルミネーションがキラキラ✨
せっかくキラキラな日比谷・銀座エリアに行ったと言うのに、夕食は地元の定食屋で済ますと言うね、わたくしたちも普通の人々であった。





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